ご不幸があった場合の「神棚」「おふだ」のまつり方は?正しい知識を身につけておきましょう。
家で葬式を出した場合(家族が亡くなった場合)
【神棚のまつり方】
五十日まで正面に白紙をはります。
五十日(仏教でいう四十九日)までは「忌中」ですので、神棚の正面に白紙をはり、神まつりは遠慮します。
五十日を過ぎましたら(忌明け)白紙をはずし、神まつりを再開します。
【おふだのまつり方】
五十日が過ぎたら、おまつりします。
御神札は例年通り受けます。「忌中」(亡くなってから五十日間)にお正月を迎えた場合<神棚にはさわらず、
受けた「おふだ」を袋にいれたまま、または半紙に包んで大切に保管しておき、忌明け後、「おふだ」を取替えます。
親戚(身内)に不幸があった場合
【神棚のまつり方】
いつも通り、おまつりします。
親戚(身内)は別の家ですので、自分の家の神まつりはいつも通りおこないます。
【おふだのまつり方】
いつも通り、おまつりします。
喪家(お葬式を出した家)ではないので、いつも通りおまつりすることが大切です。
*祭礼の「おふだ」なども、これにならっておまつりします。
尚、期間中結婚式、宮参り、七五三祝などの人生儀礼への参加をする場合は「忌明けの祓い」(ぶく祓い)をお受けください。