わが町行田市にはたくさんの名所、旧跡があります。
当神社の参拝と一緒に巡ってみてはいかがですか?
関東七名城に謳われた忍城は文明年間(1469~86年)の初め頃に築城され、上杉、北条氏との戦いにも落城せず、石田三成の水攻めにも耐えた、戦国の世を生き抜いた名城です。
忍城は明治維新の際壊されましたが、忍城本丸の跡地に往時の面影を再現した忍城址(おしじょうし)が整備されています。この事業に対し、「’93さいたま景観大賞」や「都市景観大賞」が授与されています。忍十万石の面影をしのばせる忍城址は、四季の花が咲きそろう水城公園とともに散策されることをお勧めします。
また、忍城址内には郷土博物館が併設されています。
行田市の中心を走る国道125号線。市役所前から860メートルを電線類地中化整備事業に伴い、53基の櫓(やぐら)が建ちました。
櫓の上では、銅人形の童たちが今も昔ながらの遊びに興じています。
活き活きした童たちの姿に、きっと、思い出の中に沈んでいた何かを思い出します。
童たちを見ながらのんびり歩いてみてはいかがですか。
水城公園は、昭和39年4月に開園した、県内でも最も古い都市計画公園のひとつです。
忍城の外堀跡を利用し、中国江南水郷式造園の手法を取り入れた水郷公園として整備され、この時に水城公園と名付けられました。
四季折々の花を楽しみながら、忍城址、郷土博物館とともに散策されることをお勧めします。
5世紀末から7世紀初めにかけて築造された9基の大型古墳が集積しているわが国有数の古墳群で国指定史跡となっています。
古代のロマンに想いをよせながらの歴史散歩を楽しむことが出来ます。
・丸墓山古墳
6世紀前半の築造とされ、全長105m、高さ18.9mの日本最大級の円墳です。
頂上からは行田市街を一望でき、天正18(1590)年に石田三成が忍城を水攻めした際、ここから堤を築き、本陣をしきました。桜の名所でもあります。
・稲荷山古墳
古墳群の北側に位置し、金錯銘鉄剣を出土した古墳として有名です。
全長120mの前方後円墳ですが、前方部は昭和12年に削られ、後円部が残っています。
6世紀初頭の築造とされ、墳頂には二つの埋葬施設を再現しています
・二子山古墳
6世紀前半の築造とされ、 全長135mとこの古墳群の中で最大の前方後円墳です。
二重に堀がめぐり、内堀が復元され、中堤は遊歩道になっています。
6月には堀に菖蒲の花が咲き乱れます。
古代蓮は、昭和46年に行われた公共施設工事の際、地中の種子が自然に発芽、開花したもので花弁の少ない原始的な形態を持つ1400~3000年前の蓮と言われています。
地中の種子が発芽した例は稀で行田市では天然記念物に指定し、保護しています。
古代蓮の里では、行田蓮やインド蓮を始めとした41種類の花蓮が見られます。
蓮の花は、早朝より開花し、午後には閉じてしまいます。
6月下旬から8月上旬の午前中が一番の見ごろです。
昭和43年に竣工した利根大堰は、利根川の流れを12の水門でせき止め、県南部や東京都へ貴重な水資源を供給しています。
大堰から取水された水は、武蔵水路を経由して荒川へ送られ、更に各地の浄水場に送られています。
サイクリングセンター、見沼元圦公園があり、休日には、ボードセーリングや水上スキー、釣りなどのウオータースポーツを楽しむ若者や家族連れで賑わいます。